仮想環境(ESXi)にゲストOSを移行

ESXi
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もじゃです。VirtualBox上のゲストOSを新しく用意した仮想環境専用機(VMWare ESXi)にV2Vします。前回までの記事「機器購入組立てESXiインストール

V2VでゲストOSを引っ越し

MetaTraderの開発環境としてVirtualBox上でWindows10を動かしていましたが、動作がもっさりしすぎなのでV2Vで引っ越しすることにしました。手順はP2Vでも同じです。
V2VはVirtual to Virtual 仮想環境から仮想環境への移行、P2VはPhysical to Virtual 物理マシンから仮想環境への移行って意味です。VMWare Fusion→Virtual Box→VMWare ESXiと今回で2回目の引っ越しになります。仮想化してると移行が楽で良いですね。

1.事前準備

VMWare社のHPからvCenter Converterをダウンロードし、移行したいOSのデスクトップに配置しておきます。(VMWare社へのユーザ登録(無料)が必要です)
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2.vCenter Converterのインストール

移行したいOSのデスクトップ上に配置したvCenter Converterを実行します。
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Windowsらしい面倒なメッセージが出てくるので「はい」を選択。
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Nextを選択。
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インストール先を選択します。あとでアンインストールするのでどこでも良いです。
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Local installationを選択し、Nextをクリック。
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インストール完了です。
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3.ゲストOSの移行

移行元OS上で先ほどインストールしたvCenter Converterを起動します。
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「Select source type」は自分自身「This local machine」を選択。
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以下のように設定します。

  • Select destination type:VMWare Infrastructure virtual machine
  • Server: ESXiの管理IPアドレス
  • User name:root
  • Password:ESXiインストール時に指定したrootのパスワード

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証明書の警告メッセージが出るので「Ignore」します。
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ゲストOSの名前を入力します。ESXi上で管理するための名前なので何でも良いです。OSのホスト名と異なっていても構いません。
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今回はMT4開発用っぽい名前をつけてみました。
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ゲストOSの移行先ストレージを指定します。今回はディスクが1つしか無いのでdatastore1のままで行きます。商用の大規模システムだとdatastoreが沢山あったりします。
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設定の確認画面が表示されます。
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Data to copyを編集します。ESXi側のディスクに余裕があれば編集不要です。
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Thickだと移行元ゲストOSのディスク容量を丸々消費されてしまうので、使った分だけ消費されるThinにします。
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ついでにゲストOSに割当てるメモリを2GBから4GBに増やす。後で変更出来るので何でも良いのですが、先にやってしまいます。
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割当てるコア数も4コアにしてしまいます。これも後で変更可能。
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設定ができたらFinishをクリック。
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ESXiへの移行が開始されます。移行元(ゲストOS)移行先(ESXi)ともに電源を落とさないように注意しましょう。通信も切れないように注意。
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無事に移行が終わるとStatusがCompletedになります。移行元をシャットダウンしましょう。
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4.ゲストOSの起動確認

ESXiの管理画面にアクセスし、ゲストOSが移行されていることを確認します。
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パワーオンをクリックしてゲストOSの電源をONし、起動後にコンソールをクリックします。
※移行元となったOSはシャットダウンしておきましょう。
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ブラウザ上でゲストOSが起動していることが確認出来ました。
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次回はゲストOS移行後の仕上げ作業を行います。

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